企業価値とは何でしょうか?
企業を評価するときに、例えばその企業の持つ資産や商品ブランドの価値、
人材や保有技術の価値やビジネスモデルの価値などを挙げる場合がありますが、
企業を評価する上で絶対的な方法は、実はありません。
評価をする目的に応じて、評価対象の企業の業態や特性、外部環境などを総合的にみながら適切な方法を選択し、
又はいくつかの方法を組み合わせて評価することになります。
M&Aにおいて代表的な評価方法は、次の3つに大きく分類されます。
- 企業の純資産価値に着目した評価方法(コストアプローチ)
- 株式市場における株価に着目した評価方法(マーケットアプローチ)
- 企業の収益価値に着目した評価方法(インカムアプローチ)
前回のコストアプローチに続き、今回は株式市場における株価に着目した評価方法(マーケットアプローチ)についてお話させていただきます。
マーケットアプローチとは、市場において成約する価格を基礎として、対象会社の株式価値を評価する方法です。
マーケットアプローチには類似会社比準法や、類似業種比準法、市場株価法など様々あるのですが、
M&Aにおいて特に評価対象の会社が非上場の場合に使われるのが類似会社比準法です。
非上場会社の場合は市場価格が無いため、
類似する上場会社の経営指標を参照して、対象会社がもし上場していたらどのくらいの株価になるのかを算定します。
【類似会社比準法によって評価を実施する場合の手順】
- 類似上場会社の選定を行う
上場会社の中から、事業内容やビジネスモデル、規模、成長性においての類似性を検討し、類似する会社を10社~15社ほど選定します。
2. 選定した類似会社の経営指標から評価倍率を算定する
経営指標として多く用いられるのが、利益や純資産、EBITDA(償却前営業利益)です。
各類似会社の時価総額の利益や純資産に対する倍率等を算定します。
3. 倍率を適用し対象会社の評価をする
算定した倍率を基に、対象会社の株式価値を計算します。
マーケットアプローチは、公開情報を基礎として評価するため客観性に優れていますが、
選定した類似会社の妥当性の問題や、類似した業態・規模の会社が存在しない場合やベンチャー企業の評価には適用が難しいといった問題があります。
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詳細に関しては、先ほどお話ししたように、評価をする目的に応じて、評価対象の企業の業態や特性、
外部環境などを総合的にみながら適切な方法を選択し、又はいくつかの方法を組み合わせて評価することになりますので、
まずはお気軽に一度ご相談ください。








