「あなた方にとっては、似たような会社からいくつも話がきていて、うちはその会社のうちの一つに過ぎないかもしれませんが、私にとってはこの会社だけで、譲渡するのも今回限りなのです。」
ある会社の譲渡を考えていらっしゃる経営者の方から言われた言葉です。
譲受を希望する会社からは、例えば
「IT企業で年商10億円以上」、
「首都圏エリアで介護事業を行っている企業」
といったような希望条件を聞き
論理的に考えられた戦略シナリオに合う企業とマッチングしていきます。
業種、エリア、従業員数、売上等といった条件に合う企業の名前を挙げていくことは簡単かもしれませんが、
それら企業の経営理念や社長個人の目標、会社の将来への想いは、それぞれ異なります。
M&Aを進める上で、会社の事業内容や組織体制、将来の売上見込みや取引先との関係といった部分を確認させていただくのですが、
それと同時に、商品を開発するまでの葛藤や思い、設立時にまつわるストーリーや、譲渡を決意するにいたった経緯などを社長から伺うことがあります。
会社の持つ資産や強みというのは、ただ目に見える部分のみでなく、
そういった社長のストーリーの中に見られることがあります。
仲介としてただ淡々と業務を進めるのではなく、
会社とその経営者の方の想いをしっかりと理解し、最適な譲受候補を提案するのが私共の使命と思っています。
譲渡後の相乗効果を目指すのはもちろんですが、
双方が信頼関係を築きながら同じ方向性をもって今後の企業の成長を目指し、
携わる個人皆が幸せになっていただくような事業承継のお手伝いができれば嬉しい限りです。







