M&Aにおいての「成功」とは何でしょうか?
「成功」という言葉を辞書で調べると、
「計画などがうまくいき目標が達成できたことや、社会的に一定以上の地位を得たこと」と載っていました。
社会的に一定以上の地位というのも曖昧ですが、
一般的には物事がうまく進んで当初計画したことが達成できたときに、成功というと思います。
では、M&Aではどうでしょうか。
この答えも、企業によって異なり、同じ答えをもつ企業はないでしょう。
つまり、
ただ利益や売上が上がるということを目的としている場合、
自社の既存ビジネスとの共存とシナジーを想定した場合、
経営戦略上のグループ再編を想定した場合、
事業の承継を目的とした場合・・・
など、いろいろな目的があってその手段としてM&Aを行うため、一概に成功とひとくくりにまとめることは難しいです。
ただ、世の中のM&Aのうち、当初計画していた通りに進んだのは約3割程度と、非常にM&Aは難しいといわれています。
既存事業とのコラボレーション・シナジーが目的であれば、
本当に効果的な融合とするには、従業員どうしの軋轢、社内文化の摩擦、社内システムの不和など、定量的な側面のみならず、定性的な側面も融合する必要があるからです。
これらの調整は並の努力では難しいでしょう。
場合によっては、何年も時間をかけてゆっくりと社内システムを整えていく必要があります。
これは規模が大きくなればなるほど、難しいといわれており、中小企業と大企業のM&Aは全く別物と考えたほうが良いです。
しかし、いずれのM&Aでも、「どれだけM&A後のイメージを具体的に持てるかどうか」、これに尽きると思います。
ただ漠然と「あるべき姿」を想定するのではなく、
とことん具体的に落とし込んだイメージを考えることが、M&A成功の重要なファクターと、経営者の皆さまにはお伝えしています。
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