2006年に約420万者あった我が国の中小企業数は、2014年に約380万者まで減少しており、
また2015年から2020年までに新たに約30万人の経営者が70歳に達する見込みであるなど、存続に向けて多くの課題を有しています。
後継者不足などを理由に廃業を選択する方も多くいますが、取引先へ事業中止の説明を要すること、全従業員の解雇や再就職先の紹介などのデメリットがあります。
また、日本全体を見ても、雇用の維持、技術ノウハウの喪失、地域経済への悪影響など、懸念事項が存在しています。
清算・廃業も含め、事業承継には、4つの手法があると言われています。
今回は、①親族への承継、②従業員への承継、③M&Aについてメリット・デメリットを整理し、少しでも多くの雇用・技術ノウハウの維持のため、お役立ていただければと思います。
- 親族への承継
(メリット)
・オーナー家としての地位の継承
・業務を円滑に承継できる
(デメリット)
・個人保証などリスクを引き継ぐ
・経営者としての能力に不安が残る
- 従業員への承継
(メリット)
・業務を円滑に承継できる
(デメリット)
・株式の買取資金が必要
・経営者としての能力に不安が残る
- M&A
(メリット)
・創業者利潤最大化
・個人保証免除
・後継者問題の解決
・より強い事業基盤での成長
・従業員の安定継続雇用
(デメリット)
・株主でなくなる
・株式譲渡後も相応の引継期間が必要
なお、昨今、後継者問題解決や強い事業基盤での成長を目的に、M&Aなど親族外承継の割合が拡大しているなど、企業存続のあり方は様々な可能性で検討されています。
気になるお話等あればお気軽にご相談ください。
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