相談・進め方について
相談だけでも大丈夫ですか?
はい。情報収集段階のご相談も歓迎しています。無理な勧誘は行いません。相談は無料・秘密厳守です。「まだ何も決めていない」という状態からのご相談が、実際には最も多くいただいています。
取引先や従業員に知られずに進められますか?
秘密保持を徹底して進めます。食品製造業では、取引先の工場監査や商品の切り替えが絡むため、開示のタイミングを誤ると供給への不安につながります。誰に、いつ、何を伝えるかは工程表に落として設計します。
どのくらいの期間がかかりますか?
案件によって異なります。営業許可の承継手続き、衛生管理・労務の調査と是正、取引先への説明が絡む場合は、一般的な業種より準備に時間を要することがあります。ご引退の時期から逆算し、無理のない計画を立てます。
営業許可・衛生管理について
食品衛生法の営業許可は引き継げますか?
スキームによって扱いが変わります。株式譲渡では法人格が変わらないため原則そのまま残ります。事業譲渡では譲受人が新たに許可を受けるのが原則です。合併・分割・相続については、営業者の地位の承継に関する届出が求められます。営業許可には有効期間があり更新も必要です。詳しくは営業許可の承継をご覧ください。
HACCPへの対応が不十分でも相談してよいですか?
問題ありません。買い手が重視するのは完璧さではなく、現状を把握できているか、是正の方針と時間軸を示せるかです。まず現状を整理するところからご支援します(HACCPと承継)。
過去に自主回収を出したことがありますが、不利になりますか?
回収の履歴があること自体が決定打になるとは限りません。原因が特定でき、再発防止策が定着しているかが見られます。食品表示と回収リスクで詳しく扱っています。
条件・評価について
赤字でもM&Aは可能ですか?
可能な場合があります。食品製造業では、営業許可を受けた製造拠点、立地、設備で作れるもの、取引先との関係、働き続けられる人といった要素が単独で評価されることがあります。会社全体の損益だけで判断せず、一度見立てを取ってみてください。
工場や土地が社長個人の名義ですが、問題になりますか?
承継後の使用条件を整理する必要があります。賃貸借とするのか譲渡するのかを早めに決めておくと、交渉が円滑に進みます。未整理のまま進めると、交渉の後半で必ず論点になります。
補助金で入れた設備がありますが、承継に影響しますか?
補助金で取得した財産には処分の制限がかかることがあります。事業譲渡などで所有者が変わる場合は手続きが必要になることがあるため、事前に交付元へ確認します。
従業員・費用について
従業員の雇用は守られますか?
買い手も雇用の維持を前提に検討することが多いのが実情です。ラインを回せる人がいなければ、設備も許可も価値を発揮しないためです。ただし口約束は残らないため、ご希望は交渉の早い段階で伝え、最終契約に条項として盛り込む形で進めます。
外国人材を受け入れていますが、承継時に問題になりますか?
在留資格に応じた手続きの確認が必要です。雇用管理の書類が整っているかも確認されます。制度は改正されることがあるため、最新の情報をもとに整理します。
費用はいくらかかりますか?
ご相談は無料です。M&Aは完全成功報酬制で、成約に至るまで費用はいただきません。補助金支援などの個別条件は、面談時に分かりやすくご説明します。
※ 本記事は一般的な考え方を整理したものです。許認可・税務・労務の具体的な取扱いは、法令の改正や管轄行政庁の運用によって異なります。個別の判断にあたっては、管轄窓口および専門家にご確認ください。