どんな資格があるか

  • 古物商の防犯協力団体
  • 業種別の事業者団体
  • 古物市場の会員資格
  • 商工会議所・商工会
  • 地域の商店会
  • 共済・保険の団体制度

確認する項目

項目確認すること
名義法人か、代表者個人か
承継代表交代でそのまま続くか
手続き届出・再加入の要否
費用加入金・年会費
実利続ける価値があるか

続ける価値を見直す

承継は、加盟の是非を見直す機会でもあります。会費に見合う実利があるかを確認してください。

  • 仕入れや販売につながっているか
  • 情報として役立っているか
  • 共済や保険の条件が有利か
  • 地域での信用につながっているか

惰性で続いているものは、この機会に整理して構いません。

役員を務めている場合

店主が団体の役員を務めている場合、後継者が引き継ぐのか、退任するのかを決めておいてください。負担と得られるものを比べて判断すれば十分です。

進め方

  1. 加入しているものをすべて洗い出す
  2. 名義と年会費を確認する
  3. それぞれの実利を評価する
  4. 続けるものは承継の手続きを確認する
  5. やめるものは退会の手続きと時期を決める

資格の一覧と実利を確認する

加入している団体を、すべて把握してください。

  1. 加入団体の一覧を作る
  2. 年会費・負担金を確認する
  3. 得られている実利を書き出す — 仕入れ、情報、共済、信用
  4. 実際に活用しているかを確認する
  5. 名義を確認する — 法人か、経営者個人か
  6. 承継の可否を確認する

4番目の確認で、整理の余地が見えます。加入したまま活用していない団体があることは珍しくありません。会費の合計を出し、実利と比べてみてください。承継の準備が、固定費の見直しにもつながります。

承継の可否を確認する

資格は自動的には引き継げません。

  • 規約を確認する
  • 事務局に直接確認する
  • 名義変更の手続きと期間を確認する
  • 新規加入が必要な場合の要件を確認する — 推薦、審査、加入金
  • 方式による違いを確認する — 株式譲渡と事業譲渡です
  • 確認結果を記録する

4番目に該当する場合、期間を見込んでください。後継者が新規に加入する場合、審査に時間がかかることがあります。その間、団体を通じた仕入れや情報が得られなくなる可能性があります。

役職に伴う責任の確認

団体の役職は、個人に紐づくのが通例です。

  • 任期と、退任の時期を確認する
  • 後任の選出方法を確認する
  • 退任の意向を早めに伝える
  • 後継者が引き継げるかを確認する
  • 役職に伴う責任の範囲を確認する

5番目を確認してください。役職に伴って、保証や責任を負っている場合があります。承継の際にその扱いがどうなるかを、事務局に確認しておいてください。個人として責任が残る場合、その内容を把握しておく必要があります。

買い手への説明

団体との関係も、事業の一部です。

  • 加入団体と、得られる実利を説明する
  • 年間の負担額を示す
  • 承継の可否の確認結果を示す
  • 団体経由の取引実績を示す
  • 引き継げない場合の影響を説明する

4番目を数字で示せると、価値が伝わります。団体を通じた仕入れや取引が実際にあるなら、その金額を示してください。単に「加入しています」と述べるより、事業への貢献が具体的に伝わります。

まとめ

団体の資格は、名義・手続き・実利の三点で見てください。

承継を機に、続けるものと整理するものを仕分けましょう。