参加する意味
自社だけで探してもらうのは難しいものです。仕組みに乗る意味を押さえてください。
- 探している人に見つけてもらえる
- 全国の需要に届く
- 問い合わせの手間が減る
- 滞留在庫の出口が増える
- 相場の水準が分かる
5番目は副産物として大きい効果です。同じ部品が他社でいくらで出ているかが分かれば、自社の値付けの根拠になります。
4番目も見落とされません。棚に置いたままでは動かない部品が、広い範囲に出せば需要と当たることがあります。
載せ方で決まる
売れない理由を分解してください。
- そもそも載っていない(棚にあるのに掲載していない)
- 検索に引っかからない(品番や車種の情報が不足)
- 状態が分からない(写真がない、説明が少ない)
- 価格が相場から離れている
- 問い合わせへの返答が遅い
- 在庫がないのに載っている(信頼を失う)
1番目が最も多い原因です。掲載する作業が後回しになり、棚の一部しか載っていないという状態が普通にあります。
2番目も効きます。探す側は品番や車種で検索します。そこが埋まっていなければ、存在しないのと同じです。
6番目は避けてください。問い合わせて「ありません」が続くと、次から見られなくなります。売れたらすぐ下げる運用が必要です。
写真の撮り方を標準化する
状態が伝わるかどうかが成約を決めます。
- 撮る角度を決める(全体、刻印、接合部、傷のある箇所)
- 撮る枚数の下限を決める
- 背景を統一する(撮影の場所を決める)
- 明るい場所で撮る
- 傷や欠けは隠さず撮る
- 品番が読める写真を必ず入れる
5番目が返品を減らします。隠して売ると、届いてから問題になります。先に見せたほうが、納得して買われます。
6番目は問い合わせを減らします。品番が写っていれば、買う側が自分で適合を確認できます。
1番目と3番目を決めれば、誰が撮っても同じ品質になります。撮影の場所に台と照明を用意してください。
説明に入れる内容
- 適合する車種、型式、年式
- 品番
- 走行距離(分かる場合)
- 取り外した車の状態
- 動作の確認をしたか
- 傷や欠品の内容
- 保証の条件
- 返品の可否と条件
5番目と7番目が選ばれる理由になります。確認済みで保証が付くなら、少し高くても選ばれます。
8番目を明示してください。曖昧にしておくと、後でもめます。条件を書いておけば、それに納得した相手だけが買います。
掲載を運用に乗せる
担当と手順を決めてください。
- 取り外した部品を掲載するまでの日数を決める
- 撮影と入力を誰が行うか
- 売れたら下げる手順
- 一定期間動かない部品の価格を見直す
- 掲載数と成約数を毎月見る
1番目を決めてください。「暇なときに」では溜まります。取ったら翌日までに載せる、という基準にすれば回ります。
4番目も仕組みにしてください。半年動かない部品は価格を見直す。それでも動かなければ処分する。判断の余地を残すと滞留します。
効果を測る
- 掲載している点数
- 棚にある点数に対する掲載率
- 問い合わせ件数
- 成約件数と成約率
- 掲載から成約までの日数
2番目を見てください。掲載率が5割なら、半分の在庫は売れる機会がありません。ここを上げるのが最初の改善です。
5番目も参考になります。日数が長い品目は、価格か説明に問題があるか、需要が少ないかです。
取る部品の判断に返す
掲載と成約の記録が溜まると、上流の判断が変わります。
- よく売れる部品が分かる
- 売れない部品が分かる
- その部品を取る手間と、売れる確率を比べられる
- 取らずに素材として出す判断ができる
4番目が利益に直結します。取る手間をかけて棚に置き、売れずに処分するなら、最初から取らないほうが儲かります。
記録を現場に共有してください。何が売れているかが分かれば、取る部品の判断が自然に変わります。
問い合わせへの応答を早くする
掲載の質を上げても、応答が遅ければ成約しません。
- 誰が対応するか決める
- 対応できない時間帯をどうするか決める
- 在庫の場所が分かる状態にしておく(すぐ確認できる)
- 返答までの目標時間を決める
- 在庫がない場合も返答する
3番目が応答の速さを決めます。棚を探しに行かなければ答えられない状態では、時間がかかります。
5番目も関係づくりに効きます。「ありませんが、入ったら連絡します」と返せば、次も問い合わせが来ます。
掲載を分担する
- 撮影と入力を分ける
- 撮影は現場で、入力は事務所で
- 撮影の場所と道具を固定する
- 手が空いた時間に回せる形にする
1番目が現実的です。1人が全部やる形だと、その人が忙しいときに止まります。
※ 掲載や取引の条件は各サービスの規約によって異なります。具体的な運用はご確認のうえ進めてください。